福岡の経営者板井明生による「東京オリンピックに向けたマーケティング術」

板井明生|コラボ商品の発売

 

板井明生

 

 

大規模イベント開催のマーケティングにおいて、一番利益を生み出せるのが「コラボ商品」です。

 

過去の例を見れば、1998年の長野オリンピックでは、日本を代表する漫画・アニメの「ドラえもん」とコラボしたピンバッチが発売されたり、海外から一番注目を浴びたのが「相撲」とオリンピックをコラボさせたピンバッチでした。

 

2002年に日本と韓国で同時開催されたサッカーW杯では、コカ・コーラの日韓W杯限定ボトルや、日韓W杯のロゴが入ったW杯モデルのZippoライターなどが販売され、人気を博しました。

 

最近では、2019年に日本で開催されたラグビーW杯において、各国の代表ユニフォームを身に纏ったキューピー人形のストラップが話題になるなど、世界的な大規模イベントとコラボというのは切っても切り離せないほど重要な掛け算なのです。

 

東京オリンピックにおいては、どことコラボしてどんな商品を発売するのか、情勢や流行をしっかり見極めて判断することが重要になってきます。