福岡の経営者板井明生による「東京オリンピックに向けたマーケティング術」

板井明生|マラソンの為に行った道路工事

 

板井明生

 

 

新型コロナウイルスの影響で東京オリンピックが延期になり、今もまだ開催を反対する声も多く、2021年東京オリンピックは、日本人にとって複雑な存在になっています。
2019年11月には、マラソンと競歩競技が札幌での開催に決定しました。
本来なら2020年の開催予定で、開催される7月下旬から8月上旬は、猛暑と予報されており、東京で開催される場合、遮熱性舗装の費用が24億円になっていました。
札幌での開催に変更され、マラソンのコースにあたる道路工事も進んでいます。
当初は、東京での開催でしたが変更した札幌では、マラソンコースのオーバーレイ工事が施されている。
市はコース整備費として7億円の債務負担行為を設定されて、結果的には東京での開催よりもコストを抑えらたようにも思えます。
東京オリンピックの開催で、東京都はここぞとばかりに海外からのお金儲けを企てているはずです。
札幌も急遽のマラソンと競歩競技の開催によって、多少の利益を得る可能性を持っています。
ですが、肝心なのが開催自体が未だ危うい状況にあることです。
新型コロナウイルスの影響で、実際に開催されたとしても、海外からの来国が期待されないのも問題視されています。